オンライン授業「gacco」が想像以上に面白い


ここ2ヶ月くらい毎朝1時間ほど職場で朝勉ををしている。仕事には直接役に立たないが、なんだか優秀になったような気分になる。

仕事でe-learningにかかわることが多く、以前からネットの動画教材に興味を持っていて、とある教育会社の人と話していてgaccoの「インタラクティブティーチング」という講座を教えてもらった。

教育業界?では「反転授業」というのがホットなキーワードらしく、今まで対面授業で行っていた基礎的な知識のインプットを講義で受け、難しい問題・応用は個別にできる人が授業時間外にやるというのが一般的だったと思う。
反転授業では基本的なことは事前に個別(動画教材など)勉強しておいて、応用やグループワークなど対面授業でなければできないことを集合して行うらしい。

「インタラクティブティーチング」は教員を目指す学生(大学院生・研究者)向けの講座で8週というかなり長い講座なので、動画の講義を聴くだけでも挫折しそうになったが、他の講座と違って「授業を作るための授業」なので講師陣もかなり豪華で内容もかなり工夫されている。

音楽座ミュージカルのメンバーが講師の回では、自己紹介のしかた、学生の巻き込み方など、人の前に立って話をする人にも役立ちそうな内容だと思う。

動画の学習教材って先生がもくもくと話していてパワポのスライドや参考の動画がたまに流れるという構成が多いと思っていたけれども、インタラクティブティーチングはe-learningの動画というよりは番組のような構成になっていて、興味を持って見られるように作られている。

インタラクティブティーチングの他には
ニコ動と連動したdowangoの夏野さんがSFCでやっている「ネットワーク産業論(iTune Uで趣向可能)」をコンパクトにまとめた「《特別講座》 ネットワーク産業論

次には、先週開講したばかりの2つの講義を受講中

3Dプリンタとデジタルファブリケーション

デジタルファブリケーションは鎌倉・渋谷のファブラボで反転授業が予定されている。

メディアリテラシー

など面白い教材がまだまだ、たくさんある。
特にメディアリテラシーは学生向けでわかりやすく面白い。
動画もパワポスライドではなく、書画カメラで講師が紙原稿にマーキングしながら説明をする手元を撮して、講師はPinPというわかりやすく伝わるように作られているので、動画教材を作る機会があれば参考にしたい。

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