初めてコミケに行くのならば「冬コミが良い」と聞いていたので、久しぶりにしっかりと「冬コミに行くぞ!」と思っていた。しかし1日目から「行く行く詐欺」をしていて、理由を付けて家に引きこもって寝ていたり。
30日に1日早い年越しそばを食べに行ったときに友人から「2015年の目標はコミケに行くことだね」と言われてしまい、一番混むという3日目になんとか行ってきた。12時半くらいに新宿駅から新木場行きの電車の後方車両に乗ったら、吊革に掴まれる程度の混み具合だったので、楽にビックサイトまで行くことができた。
感覚としては夏より冬の方が混んでいたような気が。10年くらい前、遠巻きに眺める程度で一般参加したときよりも人増えてる気がする。サークル参加した頃冬コミが2日間だった頃は記憶があやふや。
マンガの同人誌はよくわからないのだけれども「評論・情報・その他」はマニアックな趣味のジャンルがわかりやすいので、つい気になった物を手にとって買ってしまい財布のひももゆるくなっているので危険。
冬コミの混雑ではゆっくりとブースを回れる感じでは無いので、欲しい本のサークルをピックアップして、欲しい優先順位を付けなければいけないくらい。
今回おもわず買ってしまったり回ったサークルさん。
事前にカタログでサークルチェックしておいたものの、現地の人の多さに疲れて回りきれなかった。
・馬耳東風
疣(いぼ)と液体窒素と水泡の件
イボの治療で行った病院で液体窒素を使って取るはずが、巨大水疱になった医療過誤のお話。カラーの生々しい写真が症例写真ぽい感じで、こういう同人誌もあるんだなぁと。
生薬になるお花の本もあってすごかった。
RaspberryPiでPBXを動かしてCiscoのIP電話が設置されていた。
12時すぎに行ったら、50枚のCD-R配布が完売していたところを、ブースのWin10タブレット、CD-Rドライブ、USBバッテリーを駆使して焼き増ししてくれた。新しい量産方法に驚き。
ビックサイトの携帯電話の電波状況もかなり良くなっているので、webカタログとか使えるわけで。
・adiaryユーザ会
なべさんのところ。adiaryの展示をしていた。Let’sNote RZで展示していて、バッテリー長持ちな機械は良いなと思う。
・それはなにかとたずねたら
「医事のお仕事7」電子カルテについての本を見つけてしまったので思わず購入。
面白かったのは購入時のペーパーにがあった病院食堂レポ。五反田のNTT関東病院のタニタ食堂について書いてあった。
次回はぜひ病院食堂本を。聖路加国際病院と国立がんセンターはながめが良かった記憶。
・評論貴族
「この杏仁豆腐がすごい!」杏仁豆腐の本があるのを知って見に行ったら、「このタルタルソースがすごい!」のサークルだった。
最初の数ページをみたら、杏仁豆腐の専門店があると書いてあって、場所をみたら花小金井で、自転車で行けるところなので、今度行ってみよう。
・DiGiこわら
「山手線甘味・和菓子の旅 東京~大崎編」を買ってしまった。
前回の夏コミC88で「山手線甘味・和菓子の旅2 五反田~新宿編」で恵比寿のたいやきソフトを食べに行ったりなど、都内を散歩するネタになったので、東京大崎編も買って見た。薄くて持ち歩きやすくて良い。
・SayuStudio サユスタジオ
「パスタと休日」
5・6巻とコラムの総集編、と9巻の新刊を買う。
一人暮らしのためのパスタレシピということで、思わず買ってしまった。
先日新宿のComic ZINで見かけてきになっていたような気もする。
----
色々なサークルさんの本を見ると表現に工夫がされていたり、紙質にこっていたり、コピー誌でも紙やホチキス留めの場所などが参考になったり。くるみ製本までいけたら最高だな。
2016年最初の同人誌即売会は1/31のコミティアに行って、もう少しゆっくりと見てみようかと思って居る。
2015年の総括
2015年の1月に勢い余って「文学フリマに参加」とか、半分冗談、半分本気で言っていた。色々な人に背中を押してもらったことがすごく大きな力になった。一人で店番しているとお昼も食べられないので、店番に協力してもらいなんとかコピー本にすることができた。題材については興味を持ってくれる人が想像以上に多くて「もっとちゃんと作らなくては」と思って居るので、インタビュー本を一度修正してまとめた方が良いか、新しいインタビューをどうするか2016年は少し方向性を考えないとダメかと。
同人誌のイベントで色々なサークルの本を見るとこんな出し方や視点があるんだと思って、自分でも何かできるのではないか、ちょっと頑張ろうと思える。
▼入場規制がかかった頃のりんかい線国際展示場駅 ゆりかもめ有明駅から
▼都バスの案内は「コミックシティ」になっていた
▼りんかい線をあきらめてゆりかもめの市場前駅(築地市場が移転予定の場所)で降りて大江戸線 勝どき駅まで歩いたら疲れた。
▼サークルリストは「宝の地図」と呼ばれるらしい