芸術新潮2014/8号の「女と男のヌード特集」を見て諏訪敦さんの絵を見てきた@九段下 成山画廊


IIJmioミーティングが終わった後に会場から散歩して行ける距離だったので、諏訪敦さんの絵が展示されているという成山画廊へ思い切って行ってきた。

ちなみに営業時間:木 金 土曜日 13時から19時まで
日曜日はやっていないので、何とか先週(10/25)行っておいて良かった。

九段下駅の出入口を出て坂を登り切った、九段坂上交差点にある。なんだかアンティークな雰囲気のビルの一室。

普段絵とは全く接点の無い生活なので「画廊」というところに入るのは多分初めてだったけど、諏訪さんの本物の絵を見られるならばと思い、緊張しながら扉を開けて進むと女性が背を向けて座っていた。
成山画廊のwebの案内ではオーナーが5週間海外に行って留守にしてます。といったことが書いてあったのを思い出し、緊張しながら挨拶をして「諏訪敦さんの絵が置いてあると聞いて見に来たのですが、画廊って初めてなんです・・・」的なことを話していたら、壁に掛けてある諏訪さんの絵を教えてくれた。
飾られていた、絵はモノクロの女性の絵でアクリル板に納められていた。想像しているよりも小さな物だったが、劣化しないように、UVカットのアクリル板を使っているなど、色々と教えていただいた。
色々と話していたら、昨年開催された諏訪さんのDMはがきをいただいたり、また近いうちに展覧会をやるとのことだったので、他の作品の実物も見てみたい。
成山画廊

 今回の直接のきっかけは、8月の暑い夏休みの日に池袋のジュンク堂の1階の雑誌売り場をうろうろしていたときに見かけて思わず手に取った芸術新潮2014/8号「女と男のヌード特集」。
表紙に何か引き寄せられる物があり手に取ってみたら「どうせなにもみえない」の諏訪敦さんだった。
 芸術新潮2014/8号はAmazonは中古しか扱いがないが、表紙を飾っている絵は諏訪敦さんの公式サイトTOPに掲載されている。(2014/10/28現在)
 この表紙になっている絵不思議な魅力がある。お腹にいる赤ちゃんがそのまま大きくなったようなポーズ。
 言葉に書くと当たり前だけど、以上に白い肌、肉付きのよい胸、流れる長い髪。絵でないと表現できない不思議な美しさなのだと思う。
 表紙の絵は写真に撮った物なのかスキャンした物なのかよくわからないが、水濡れ跡のようなものは最初雑誌の表紙が汚れているのかと思ったほどきれいに写っている。

 2~3年前にどこかで「どうせなにもみえない」の表紙を見て、骨と女性のヌードという組み合わせが自分の中でなにか「すごい!」と思わせる感覚があり画集を図書館で借りてきて見たりしていた。

今回の芸術新潮の記事を読んでみたら写実画という分野らしく、図書館で「写実画のすごい世界」という本を借りてきた。

芸術新潮の特集でも書いてあったが島村信之さんという人の絵もすごく魅力を感じる。

「芸術の秋」というわけではないが、普段芸術とは全く縁のない人間が画廊に行って本物を見てみたいと思うくらいなので、波長が合う人にはすごく合うと思う。