夏休み後半になって予定が空になってきたので、何をしようか悩んだ末に小金井の情報通信研究機構(NICT)へ行ってきた。
NICTといえばInteropで毎年見かけるセキュリティ可視化システムもあるけれども、日頃お世話になっている、電波時計やNTPの元になっている、日本標準時のことも忘れられない。NICTのビル正面にはタイルLEDで標準時が見られるようになっていて、うるう秒挿入時には見学者がたくさん訪れるとニュースで見かけたことがある。
標準時が作られている場所について聞いてみたところ、展示室とは別の免震構造の建物の2階以上のフロアにあるらしい。
残念ながら、一般公開は毎年11月下旬頃の平日ということで、一般サラリーマンのような勤め人が行くには難しい。また、事前連絡で毎週水曜日に定期ツアーをやっているらしく、非公式情報で1週間前の申込でもOKという話を聞いた。
標準時の配信が三鷹の国立天文台から小金井のNICTにいつ頃移動したのかよくわからないけど、偶然近い場所だったので、帰りに行きなれた国立天文台にも寄ってきた。
国立天文台は相変わらず、森の中に古いメカメカしい時計が展示されていた。
時刻を決めるための、子午儀、星、VLBIの関係性がよくわかっていないので、関連がわかってくるととても面白いのだと思う。
国立天文台の暦wikiはわかりやすいけど、まだ理解できていない。
時間に関係する本で最近面白い物が出たので今度読んでみたいと思っている。
1秒って誰が決めるの?: 日時計から光格子時計まで
1959年に作られた日本最初の全電子式音声合成装置の音を聞くことができた。
インターネットすばらしい。