月別アーカイブ: 2014年12月

劇団宇宙キャンパスの「草莽崛起」(そうもうくっき)を見てきた


知人の紹介で珍しく演劇を見てきたら想像以上に面白かった。

劇団宇宙キャンパス 「草莽崛起」(そうもうくっき)という時代劇を見てきた。
草莽崛起(そうもうくっき)とはwikipediaによれば『吉田松陰の“在野の人よ、立ち上がれ”の意。』
時代背景は幕末の話。
再演されるくらいなので、安心して見に行ったけど、想像以上に面白くて、笑えるシーンも多く、泣けるシーンもあり、客席からすすり泣く音が聞こえるくらい。

舞台で時代劇を見るのって10年ぶりくらいだけど、舞台を作る人すごいなぁ。
大道具、小道具、衣装、今回は殺陣(たて)のシーンも結構あったので、タイミング合わないと危ないよなぁ。
役者さんは20名以上の人が出演していて、入れ替わり立ち替わり、テンポがいい。
これだけの物を作る稽古って好きじゃなければできないよな。演じている人っていうのは本当にかっこいい。
なんてことを考えながら見てしまっていたり。

一人で見に行ったのがもったいなかった。

芝居が始まる前の注意事項で写真は今のうちに撮って下さいということで、1枚撮った。
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2010年時のOPムービー

ロビーはお花や物販など色々あった。
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帰りに以前から気になっていた交差点のレトロな消火栓を撮ることができた。

青山裕企写真集『台湾可愛 Taiwan Kawaii School Girl 』出版記念イベント 青山裕企×岸田メル対談@和田画廊


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有名なイラストレーターの岸田メルさんのツイートを見かけて
和田画廊であった青山裕企×岸田メル対談に少し遅刻して行ってきた。

写真集『台湾可愛 Taiwan Kawaii』出版記念のトークイベント。
Amazonの写真集カテゴリ1位 2014/12/06 16:51時点

どちらも超有名人だけれども、意外な組み合わせ。ミスiD2015というアイドルオーディションの審査委員をしたらしい。

青山さんは午前中池袋の天狼院書店のフォト部イベントで女子限定のイベントをやっていた。
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どちらも話慣れ、インタビュー慣れしている人なので、話がうまい。
対談は生でないと聞けない面白い内容を少しメモしておいたけど、対談形式で上手く書けないので、箇条書き。

写真集の帯に書いてある「純朴、天真爛漫」がキーワード。

岸田メルさん
・夏帆、昔の宮崎あおいのようなリハウスガールが好き
・日本ではイメージする共通項が多くて、カメラマン、被写体お互い作ってしまうのではないか。
・高校時代アニメとか漫画とかスクールカストで一番下だった。
・エグザイルとか好きな子はすごい偏見だけど求めてる子ではない(笑) 会場笑い
・幻想フィルタを通して見てるけど、リアルな女の子のむだ毛を見てうわって思うのがエキサイティング
・女の子に対する幻想は創作活動でないと解消されない
・乳袋が嫌い。
・国の持ってるカラーパレットがある。(今回の写真ではグリーンが多く見られる)
・コンテストの応募書類と本人のギャップを見てがっかりする事もある。
・崩すのは新しいことにチャレンジしていること

青山裕企さん
・日本の女性には理想とする人が居ない 満たされない。
・台湾で制服が話題になっている。日本の学校の制服どこも似ているけど、台湾は学校ごとに制服が違う。
・最初の撮影は日本語だけで行った。「かわいい」を多用したら台湾では上手くいった。
いけてる外国人に見えたのではないだろうか。(ナンパするイタリア人的な)
・スクールカーストで下の方とか満たされないものが表現の力になった
・一時期カラコン撲滅運動とかしてた。
・スクールガールコンプレックスで実は暗い部分で目が写ってる写真がある。「見てたよ!」というメッセージ
・ズームレンズを使わない 50、45mm単焦点で撮っているので、被写体の近くで撮影している。
・アラーキーはリアルを切取る。
・内面はわからない。キャベツで例えると、キャベツの表の皮1枚分しかわからない。
わかったとしても、皮2枚目。でも、よく見る(観察する)キャベツに例えるならば水滴とか、葉脈とか 気持ち悪がられる。
・天真爛漫、純粋無垢、純真が好き。
・テレビ、webなどは制服にあふれかえってる
・日頃の行いが天気を左右すると思っている。
天気はコントロール不能。奇跡は起き続けてるけどそれに気付けるか
偶然は写真を撮っていて常に起きているけど、それに気付けるか。
・薄い設定 動物園でデートとか は考える
・本当は女の子の可愛くないところを撮りたい
・ツイッターのアイコンにしてる子が好み
・写真集はデザインが重要
・消費されるということは同じものを続けていると終わる
・ベタだなと思ってやってるけれども、ベタの中の先端を行きたい。
・写真展と写真集で見るのは違う

(写真展のプリントはインクジェットでマット紙を使っていたような気がする

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会場からの質問

会場質問1
・どうやって台湾でモデルを探したか?
青山
LIPを通じて現地でネットなどで事務所に所属していないモデルを募集した。
オーディションは150~160名くらい集まった

会場質問2
応募書類はどんなところを見るのか?

青山
・送られたきた写真をドット単位で見た。
・写真はウソをつくことがあるので自撮りはあてにならない。
応募書類の写真は盛りすぎるな。
・名前から検索してネットストーキンのようなことをすることもある(笑)

会場質問3
女の子の自然な顔をどう出したか?
青山
・コミュニケーションではなく、物理的に動かすことが一番。
手をあげてもらったり、寝転がってもらったり、

(カメラマンは)動け、(モデルを)動かせの法則
動けばかわいくなる

・三代ずるい被写体 「ネコ」「子供」「女の子」
子供・ネコは動く、女の子は動かない。
カメラを構えてなんで撮らないのという瞬間が動く

会場質問4
一日にどのくらい撮ったのか?
青山
・午前午後に分けて1日に4~5人撮った。
・1人40ー50枚抜き出してから選んでる

会場質問5
台湾という地理的に離れている場所でロケハンが出来ていない状況でどう撮っているか?

青山
googleマップ、googleアースなどで調べてはいる。東がこっちだから日光がこっちから当たるとか
色々調べる。でも思い通りにいかないの。アドリブの率が高い
決めすぎると広告っぽくなりすぎる

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青山さんの個展は和田画廊で12月20日(土)までやってます。
画廊って縁が無いけど、何も買わなくても無料で見られます。
東京メトロ銀座線 京橋駅3番出口が最寄りだけど、東京駅八重洲口からも歩いて行けます。
住所:104-0028 東京都中央区八重洲2-9-8 近和ビル302
電話:03-3231-7774
開催時間:13:00 – 19:00
休廊日:日・月曜日