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「写真展 新宿・昭和50-60年代 <昭和>の終わりの新宿風景」を見てきた


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新宿歴史博物館でやっている「写真展 新宿 昭和50-60年代」を見てきた。
新宿歴史博物館って都営新宿線の曙橋近く、防衛省のアンテナが近くに見える。

昭和が終わってもう26年経とうとしている。

見慣れた新宿の風景を過去にさかのぼっていくと面白い場所がたくさんある。

アルタができる前は三越系列の二幸(海の幸、山の幸で二幸とのこと)というお店があったらしい。

2014年3月31日に「笑っていいとも」の放送が終了した時の写真と合わせて、アルタができたばかりの写真、昭和天皇崩御と歴史の節目の写真が展示されていた。

新宿高島屋タイムズスクエアができる前の新宿貨物駅の写真もあり、今のタイムズスクエアのあたりを散策すると、貨物駅の跡が見られるかもと思ったり。高田馬場、落合、中井の風景もある。

写真展で展示されている写真が収録されている図書「写真集 新宿風景 -明治・大正・昭和の記憶-」が売っていた。写真集にしては安いので、書店で買おうかと思ったけれども一般の書籍流通には乗っていないみたいで、今度新宿の紀伊國屋書店に行ったときに探してみようかと思っている。

帰りに裏道を歩いていたら葵の紋のような杭が打ってあった。これはなんだろう?

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青山裕企写真集『台湾可愛 Taiwan Kawaii School Girl 』出版記念イベント 青山裕企×岸田メル対談@和田画廊


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有名なイラストレーターの岸田メルさんのツイートを見かけて
和田画廊であった青山裕企×岸田メル対談に少し遅刻して行ってきた。

写真集『台湾可愛 Taiwan Kawaii』出版記念のトークイベント。
Amazonの写真集カテゴリ1位 2014/12/06 16:51時点

どちらも超有名人だけれども、意外な組み合わせ。ミスiD2015というアイドルオーディションの審査委員をしたらしい。

青山さんは午前中池袋の天狼院書店のフォト部イベントで女子限定のイベントをやっていた。
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どちらも話慣れ、インタビュー慣れしている人なので、話がうまい。
対談は生でないと聞けない面白い内容を少しメモしておいたけど、対談形式で上手く書けないので、箇条書き。

写真集の帯に書いてある「純朴、天真爛漫」がキーワード。

岸田メルさん
・夏帆、昔の宮崎あおいのようなリハウスガールが好き
・日本ではイメージする共通項が多くて、カメラマン、被写体お互い作ってしまうのではないか。
・高校時代アニメとか漫画とかスクールカストで一番下だった。
・エグザイルとか好きな子はすごい偏見だけど求めてる子ではない(笑) 会場笑い
・幻想フィルタを通して見てるけど、リアルな女の子のむだ毛を見てうわって思うのがエキサイティング
・女の子に対する幻想は創作活動でないと解消されない
・乳袋が嫌い。
・国の持ってるカラーパレットがある。(今回の写真ではグリーンが多く見られる)
・コンテストの応募書類と本人のギャップを見てがっかりする事もある。
・崩すのは新しいことにチャレンジしていること

青山裕企さん
・日本の女性には理想とする人が居ない 満たされない。
・台湾で制服が話題になっている。日本の学校の制服どこも似ているけど、台湾は学校ごとに制服が違う。
・最初の撮影は日本語だけで行った。「かわいい」を多用したら台湾では上手くいった。
いけてる外国人に見えたのではないだろうか。(ナンパするイタリア人的な)
・スクールカーストで下の方とか満たされないものが表現の力になった
・一時期カラコン撲滅運動とかしてた。
・スクールガールコンプレックスで実は暗い部分で目が写ってる写真がある。「見てたよ!」というメッセージ
・ズームレンズを使わない 50、45mm単焦点で撮っているので、被写体の近くで撮影している。
・アラーキーはリアルを切取る。
・内面はわからない。キャベツで例えると、キャベツの表の皮1枚分しかわからない。
わかったとしても、皮2枚目。でも、よく見る(観察する)キャベツに例えるならば水滴とか、葉脈とか 気持ち悪がられる。
・天真爛漫、純粋無垢、純真が好き。
・テレビ、webなどは制服にあふれかえってる
・日頃の行いが天気を左右すると思っている。
天気はコントロール不能。奇跡は起き続けてるけどそれに気付けるか
偶然は写真を撮っていて常に起きているけど、それに気付けるか。
・薄い設定 動物園でデートとか は考える
・本当は女の子の可愛くないところを撮りたい
・ツイッターのアイコンにしてる子が好み
・写真集はデザインが重要
・消費されるということは同じものを続けていると終わる
・ベタだなと思ってやってるけれども、ベタの中の先端を行きたい。
・写真展と写真集で見るのは違う

(写真展のプリントはインクジェットでマット紙を使っていたような気がする

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会場からの質問

会場質問1
・どうやって台湾でモデルを探したか?
青山
LIPを通じて現地でネットなどで事務所に所属していないモデルを募集した。
オーディションは150~160名くらい集まった

会場質問2
応募書類はどんなところを見るのか?

青山
・送られたきた写真をドット単位で見た。
・写真はウソをつくことがあるので自撮りはあてにならない。
応募書類の写真は盛りすぎるな。
・名前から検索してネットストーキンのようなことをすることもある(笑)

会場質問3
女の子の自然な顔をどう出したか?
青山
・コミュニケーションではなく、物理的に動かすことが一番。
手をあげてもらったり、寝転がってもらったり、

(カメラマンは)動け、(モデルを)動かせの法則
動けばかわいくなる

・三代ずるい被写体 「ネコ」「子供」「女の子」
子供・ネコは動く、女の子は動かない。
カメラを構えてなんで撮らないのという瞬間が動く

会場質問4
一日にどのくらい撮ったのか?
青山
・午前午後に分けて1日に4~5人撮った。
・1人40ー50枚抜き出してから選んでる

会場質問5
台湾という地理的に離れている場所でロケハンが出来ていない状況でどう撮っているか?

青山
googleマップ、googleアースなどで調べてはいる。東がこっちだから日光がこっちから当たるとか
色々調べる。でも思い通りにいかないの。アドリブの率が高い
決めすぎると広告っぽくなりすぎる

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青山さんの個展は和田画廊で12月20日(土)までやってます。
画廊って縁が無いけど、何も買わなくても無料で見られます。
東京メトロ銀座線 京橋駅3番出口が最寄りだけど、東京駅八重洲口からも歩いて行けます。
住所:104-0028 東京都中央区八重洲2-9-8 近和ビル302
電話:03-3231-7774
開催時間:13:00 – 19:00
休廊日:日・月曜日

Maker Faire Tokyo 2014に行ってきた


関内で「手帳100冊書き比べ総選挙」に行った後にビックサイトへ移動してMakerFaire

2012年東工大→2013年科学未来館→2014年東京ビッグサイトという会場の変遷を考えるとMakerムーブメントって本当に来ているんだなぁと思ったり。

家に帰ってきてからFacebookで女子大生×電子工作なマンガ「ハルロック」のことを教えてもらって、「ハルロック」ブース出していると聞いて行きたかったと後悔したり。「ハルロック」試し読みだけでも十分面白いので、おすすめ!!

人が多すぎてゆっくり展示見られず、知っている人のブースで挨拶してきたり、面白そうなものをざっと写真に撮ってきたり。
↓「お父さん フーフーして」という風をネット経由で伝える装置。体験してみると結構面白い。
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↓ICを使っていない計算機
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↓会場は劇混みでした。 コミケと同じくらい?
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↓実測できるというノギスやらプライヤーのストラップ売ってた
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↓名刺交換してくれる面白い機械。
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↓Raspberry Piのクラスタとか
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↓OSCでいつもLTされている東芝の方が居て、色々とお話を聞いたらFlashAirの同人誌もらった。OSCに出るようになった経緯が書いてあるらしい。
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--おまけ--
東館でコミティアをやっていて、終了直前に行ってペーパーを見たら「生薬擬人化」とあって、これはほしいと思った。
人参は仙人。橙皮(とうひ)、陳皮(ちんぴ)、半夏(はんげ)かわいい。
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